[ファンアート]マンガ「望郷太郎」
から太郎、パル、ハッタです
コミックDAYSの無料公開部分まで追いついてしまった…とにかく面白い
久々に「うまくいかない」ことの面白さを思い出した
地球が氷河期に入り文明がリセットされた世界で５００年のコールドスリープから目覚めた大企業の社長、舞鶴太郎がシベリア鉄道と辿って日本の土地をもう一度見てから死のうと心に決める物語
ざっくりいうとモーニング版のドクターストーンなんですけど、現代人の文明的知識をもっていても原始時代の蛮族たちにはその概念が通用せず全く無双が出来ないどころか野生の能力を失っているのでめちゃくちゃに弱い。主人公はずっと後手後手を強いられる。なんだったらちょっと有利になれたと思ったらどんどん自分が思ってた以上の文明がどんどん出てきてまた負ける。
青年誌なので話のキーポイントが「お金の概念」になっていくんですけど、７巻以降はゴールデンカムイ的な感じになります。そうしてそうなってくるとやっと太郎の５００年前の知識が生きてくるのもいい。しかも太郎は汚い手を使って暗躍してたので基本あくどい手を駆使しようとするのもいい。ニヒル。
とにかく２巻まで読んでほしい。ぶっちゃけ１話目だけで判断してほしくない
望郷太郎 - 山田芳裕 / 第１回 たそがれ | コミックDAYS
未曾有の大寒波により、地球は壊滅的な打撃を受け、世界は初期化される。舞鶴太郎（まいづるたろう）が人工冬眠から目覚めた時、避難から500年が経過。愛する家族を失い、人生のすべてが無に帰した。男は絶望の淵から這い上がり、「生きがい」を求めて、祖国「日本」を目指す。山田芳裕の価値観、世…＜▼続きを読む＞
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私が一番好きなシーンは５巻のラストエピソード